英語長文 問題集

 今回は、どのように勉強していけば良いのか分からず悩んでいる受験生が多いと考えられる、英語長文におすすめの問題集を紹介したいと思います!

私がおすすめするのは、河合出版から発売されている「やっておきたい英語長文」シリーズです。この問題集はやっておきたい英語長文300、やっておきたい英語長文500、やっておきたい英語長文700、やっておきたい英語長文1000の4つのシリーズが出ています。
私は英語長文の成績をこのやっておきたいシリーズで大幅にアップさせました。それぞれの特徴を紹介します。

●やっておきたい英語長文300 
河合出版のHPでは
① 200語~400語までの比較的短めで、やや易しめから標準レベルの英語長文30題を収録
② センター試験レベルの問題まで解ける力をつけたいという方が対象となっています
と紹介されています。
私は、高校3年生の4月のマーク模試で英語が80/200点で全く英語が読めませんでした。その後受験勉強を始め、あらゆる問題集・参考書に手をつけましたが一向に成績が伸びず、夏のマーク模試でも120/200点と満足のいく結果は出ませんでした。そこで、初心に帰ろうと思いそこまでワード数が多くない問題集をやってみることにしました。そこで手をつけたのが、このやっておきたい英語長文300です。とても英語が苦手だったので、そこまで難しくないこの問題集でも最初は間違えることが多くありました。でも、焦らず一つ一つの問題を丁寧に読んでいこうと決め、間違えた原因を探し、分からなかった単語は必ず次出てきたときは分かるようにしようと思いながら問題を解き進めていきました。また、1つの文章を読み終わって復習まで完璧にし終わったら、必ず何度もその文章を音読していました。内容はある程度頭に入っていますし、文章も長くないので、ゆっくり読まなくても音読しながら大体は訳せるようになっていました。そのようにして問題集を丁寧に解いていったところ、12月の模試では180/200点も取れるように成長していたのです。私がどうしてこの勉強法で成績を伸ばしたかというと、おそらく速読力が身についたからだと思います。センター試験はそこまで長文のレベルは高くないものの、とにかく問題数が多いので、私はいつも最後まで解ききることが出来ずにいました。しかし、この問題集を何度も何度も繰り返し音読し、左から右へ返り読みせずに文章を読むことが出来るようになったおかげで速読力がつき、センター試験では見直しをする時間が持てるほど時間に余裕を持って解くことができるようになりました。基礎的な長文読解力がまだ身についていない方にはこの問題集がとてもおすすめです!

●やっておきたい英語長文500
HPでは、
① 400語~600語までの最も出題頻度の高い、標準からやや難しめのレベルの、やっておきたい英語長文20題を収録
② 解説には、設問を解く際の着眼点や考え方、論旨の展開を読み取る上で知っておくべきことをAdviceとしてまとめている。
と、紹介されています。500はある程度長文は読めるけど、時間内に読むことが難しい・・・などと悩んでいる受験生におすすめです。

●やっておきたい英語長文700
HPでは、
① 600語~900語までのハイレベルな英語長文を15題収録
② 近年良く出題されるテーマ(グローバリゼーション、高齢化社会、遺伝子、地球温暖化など)の英文を取り上げ、Topicとして背景知識の解説も加えている。
と、紹介されています。700は、長文読解力に自信があり、多くの長文問題に触れたいと考えている受験生、500をやり終えてある程度読解力がついてきたと思われる受験生におすすめです。

●やっておきたい英語長文1000
HPでは、
① 900語~1600語程度のハイレベルな超長文を10題収録
② 近年、難関大学を中心に900語を超えるいわゆる「超長文」の出題が増加している。志望校別の対策に入る前に、超長文問題に対応できる柔軟な読解力の確立に最適である。
と、紹介されています。1000は、早慶上智や難関国公立大志望の受験生におすすめです。特に慶應義塾大学文学部は毎年ハイレベルな超長文が出題されるので、慶應文志望の受験生は本格的な対策に入る前に一度この問題集で練習してみると良いかもしれません。ただ、とてもワード数が多いためまだ基本的な読解力がついていない段階で取り組むと手も足も出ないという状況になってしまい、自信を無くしてしまう可能性が考えられます。なので、ある程度の読解力が身につき、模試でもそれが感じられるようになってからこの問題集に取り組むようにすることをおすすめします。

さて、今回は、やっておきたい英語長文シリーズ4つをご紹介しました。この問題集はとても良質で入試に頻出のTopicをレベル別に展開している点がとても魅力的だと言えます。ぜひ、自分の学力に合った問題集を見つけ、英語長文の成績をグングンアップさせていってくださいね!

英語長文の力をアップするオススメ参考書

こんにちは、早稲田大学に所属している本多と申します。ここでは、僕が使用したことのある参考書の中から長文問題に特に効果のあったと思えるものを紹介したいと思います。
3つの参考書を紹介していきますが、全体的にレベルが高めになっていますので、自身の学力を踏まえた上で参考にしてください!

①関正生の英語長文プラチナルール(KADOKAWA)

形式
英語長文の参考書です。

難易度、対象
解説が特徴的な参考書ですが、その解説の性質上、問題を解く段階からある程度英文の内容を理解できることがこの参考書を有効に使うカギになると思います。

掲載されている問題のレベルは低くない上に、品詞分解や全訳はついていますが問題が出題されていない箇所の文法的解説は載っていないので、目安としてはセンター試験の英語で7~8割程度取れるようになってから取り組むことをおすすめします。

内容、その他
僕が使った参考書の中でも最もおすすめするものです。

長文の問題に加え、品詞分解や音声、音読用白文などが収録されています。また、この参考書の最大の特徴はその解説です。ありがちな「~行目に…とあるので答えは○○」といった形ではなく、英文を読むときに注意すべきポイントや英文を読む上で抑えておくべきコツが記してあるので、実際にどういった手順で問題を解くのかが分かりやすくなっています。

この参考書は特に、何周も繰り返し解くことをおすすめします。この参考書を暗記するほどまでにやりこめば、英語が得意な人の考え方や解き方を身につけることができるはずです。

②基礎英文問題精講(旺文社)

形式
英文解釈の参考書です。

この参考書自体は長文の参考書ではありませんが、長文の学習をする上で大変役に立つので紹介します。

難易度、対象
この参考書は、これから長文の学習を始めようと思っている難関大志望の方や、文法や単語は抑えたつもりなのになぜか長文が読めないと感じている方におすすめです。

内容、その他
この参考書では、数文で書かれた短い文章(入試に出題された英文からの抜粋)があり、その文法や解釈の説明がされています。解説はその文に含まれていた数点のポイントごとに分かりやすくまとまっています。

この参考書に収録されている英文は構造と語彙の両方においてレベルが高めですが、レベルが高く短い文章をしっかりと読むことで精読の力を身につけることができます。
この精読の力は、和訳問題などで役に立つのはもちろん、長文の速読を行うときにも必要になります。
文を正確に読めるようになって初めて、速読でも文の意味を捉えることができるようになるのです。

③リンガメタリカ(Z会)

形式
この参考書は、半~1ページ文の英文とその和訳と重要単語、英文を読む上での背景知識が掲載されているものです。
速読英単語の内容を難しくしたものと言えば速読英単語を知っている人には伝わるかと思います。

この参考書もこれ自体は長文の参考書ではありませんが、長文の学習に役立てることができるので紹介したいと思います。

難易度、対象
単語、英文ともにレベルは標準より高めです。特に、その内容から専門用語が使われている箇所もあるので、それが要因で読みにくい文もあります。長文の勉強を既にある程度進めている方におすすめです。

内容、その他
この参考書では収録されている英文の内容が自然科学や社会科学、社会問題などの実際に入試で頻出のテーマを扱っているので、背景知識を学ぶことができます。

ひとつひとつの文章が短く、内容は実際の入試で出題されているようなものなので、この参考書の学習をするなかで入試のような堅い内容の文に慣れることができます。

僕はこの参考書を速読の練習に使用していました。文章の長さは短いので、文ごとに例えば1分で読むなどと自分で制限時間を定めて速読の練習をしていました。繰り返しになりますが内容が本格的なので、簡単な文章で練習するよりも本番に近い感覚で練習できると感じました。

英語長文の力をアップするオススメ参考書

こんにちは、早稲田大学に所属している本多と申します。ここでは、僕が使用したことのある参考書の中から長文問題に特に効果のあったと思えるものを紹介したいと思います。
3つの参考書を紹介していきますが、全体的にレベルが高めになっていますので、自身の学力を踏まえた上で参考にしてください!

①関正生の英語長文プラチナルール(KADOKAWA)

形式
英語長文の参考書です。

難易度、対象
解説が特徴的な参考書ですが、その解説の性質上、問題を解く段階からある程度英文の内容を理解できることがこの参考書を有効に使うカギになると思います。

掲載されている問題のレベルは低くない上に、品詞分解や全訳はついていますが問題が出題されていない箇所の文法的解説は載っていないので、目安としてはセンター試験の英語で7~8割程度取れるようになってから取り組むことをおすすめします。

内容、その他
僕が使った参考書の中でも最もおすすめするものです。

長文の問題に加え、品詞分解や音声、音読用白文などが収録されています。また、この参考書の最大の特徴はその解説です。ありがちな「~行目に…とあるので答えは○○」といった形ではなく、英文を読むときに注意すべきポイントや英文を読む上で抑えておくべきコツが記してあるので、実際にどういった手順で問題を解くのかが分かりやすくなっています。

この参考書は特に、何周も繰り返し解くことをおすすめします。この参考書を暗記するほどまでにやりこめば、英語が得意な人の考え方や解き方を身につけることができるはずです。

②基礎英文問題精講(旺文社)

形式
英文解釈の参考書です。

この参考書自体は長文の参考書ではありませんが、長文の学習をする上で大変役に立つので紹介します。

難易度、対象
この参考書は、これから長文の学習を始めようと思っている難関大志望の方や、文法や単語は抑えたつもりなのになぜか長文が読めないと感じている方におすすめです。

内容、その他
この参考書では、数文で書かれた短い文章(入試に出題された英文からの抜粋)があり、その文法や解釈の説明がされています。解説はその文に含まれていた数点のポイントごとに分かりやすくまとまっています。

この参考書に収録されている英文は構造と語彙の両方においてレベルが高めですが、レベルが高く短い文章をしっかりと読むことで精読の力を身につけることができます。
この精読の力は、和訳問題などで役に立つのはもちろん、長文の速読を行うときにも必要になります。
文を正確に読めるようになって初めて、速読でも文の意味を捉えることができるようになるのです。

③リンガメタリカ(Z会)

形式
この参考書は、半~1ページ文の英文とその和訳と重要単語、英文を読む上での背景知識が掲載されているものです。
速読英単語の内容を難しくしたものと言えば速読英単語を知っている人には伝わるかと思います。

この参考書もこれ自体は長文の参考書ではありませんが、長文の学習に役立てることができるので紹介したいと思います。

難易度、対象
単語、英文ともにレベルは標準より高めです。特に、その内容から専門用語が使われている箇所もあるので、それが要因で読みにくい文もあります。長文の勉強を既にある程度進めている方におすすめです。

内容、その他
この参考書では収録されている英文の内容が自然科学や社会科学、社会問題などの実際に入試で頻出のテーマを扱っているので、背景知識を学ぶことができます。

ひとつひとつの文章が短く、内容は実際の入試で出題されているようなものなので、この参考書の学習をするなかで入試のような堅い内容の文に慣れることができます。

僕はこの参考書を速読の練習に使用していました。文章の長さは短いので、文ごとに例えば1分で読むなどと自分で制限時間を定めて速読の練習をしていました。繰り返しになりますが内容が本格的なので、簡単な文章で練習するよりも本番に近い感覚で練習できると感じました。

課題を明確化する

演習を繰り返せば、長文読解の課題が見つかってくるはずです。自分が長文読解を苦手としている原因を探りながら学習を行いましょう。

○時間が足りず、最後まで読めない
 英語の長文読解で時間不足に陥ってしまう場合は、精読を意識しすぎるあまり、速読が疎かになっている可能性が考えられます。速読とは、ただ速く読めればよい、というものではありません。英語を母語としている人は、私たちが日本語を読む速さとほとんど変わらない速さで読みます。ですから、日本語を読むのと同じ速さで読めるように目標を設定しましょう。速読力の強化に特化した参考書に取り組むことが大事です。また、読む速度が遅い場合は、単語や文法の知識に漏れがある可能性が高いので、しっかりと基礎を固め

○時間が掛からないが、内容が掴めない
 さっきとは逆のパターンで、すんなりと読めるにもかかわらず、文意を掌握できない場合です。このケースでは、単語や文法の知識はある方ですが、文中の情報やキーワードを探し出すことが弱点である場合がほとんどです。先程も触れましたが、パラグラフ中の重要な語(=トピックセンテンスや段落の中に繰り返し出てくる語)に着目して情報を整理しましょう。パラグラフリーディングなどの精読の強化に特化した参考書を選んで勉強に充てましょう。

アウトプットの参考書

さて、大学受験において英語の長文読解は、演習も重要です。長文読解は、知識だけを兼ね備えても成果にあまり繋がりません。問題演習を繰り返して、徐々に実力が身についてくるのです。インプットの参考書で学習した、段階ごとの長文読解の知識が本当に身についているかを確認する意味もあります。ここではひたすら演習を繰り返すための、実践用の参考書についてお話しします。

〇アウトプット(演習用)の参考書の選び方
 英語の長文読解の演習用の参考書の選び方にも、コツがあります。それは、アウトプットの参考書と連動させることです。例えば、現時点で公立・私立高校レベルの実力がある場合は、500語前後の長文問題を扱っているものを選ぶと良いでしょう。
また、出題形式や解答のページも必ず見ることも大切です。参考書によっては、解説が親切でないものもあります。正解の解説ばかりに目が行きがちですが、正しくない解答の解説と、その理由が詳しく書かれているものを選びます。

〇問題演習量がものを言う
 知識を身につけたままでは、長文読解を味方にすることはできません。実力を確かなものにするには、問題演習を多く行うことが不可欠です。野球をイメージしてみてください。
バットを振る練習、走る練習、投げる練習を積み重ねれば、確かに実力はつきます。しかしながら、試合を経験しなければ、持っている能力をここぞというときに引き出せません。試合に出てみて、そこで初めて自分の弱点に気付くこともあるのです。長文読解も同様です。知識をたくさん持ち合わせても、いざ問題を見たときに、瞬時に引き出せなければ意味がないのです。あらゆる問題に対する処理能力を鍛えるためにも、多様な出題形式の問題を解きましょう。記号選択だけでなく、和文英訳や英文和訳、指示語を日本語で答える問題など、たくさんの問題に触れておくことが大切です。

○長文に題名が書かれていないものを選ぶ
 入試本番で出題される長文読解に、題名がついているものはほとんどありません。大学受験の長文読解では、パラグラフの中から情報を整理して、文章の内容を把握する力が要求されます。読む前から何の話なのかが分かってしまえば、推測する力が育ちません。

〇解答を丸呑みしない
 英語の長文読解の演習で大事なことがあります。特に、演習用の参考書では内容を完璧にする必要が無いことを心得てください。参考書1冊を丸々暗記すれば入試は大丈夫!というのは、よく聞く話です。しかし、それは単語帳や文法書などの、インプットの参考書にのみ当てはまることです。長文読解の演習用の参考書は、何度も解き直して満点取れるようになるのを目指す必要は全くありません。単語や構文は、入試で全く同じものが問われますが、長文読解に関しては、同じものが出題されることはまずありません。あくまでも、出題形式に慣れるための練習という位置づけです。間違えたら解答は必ず見直すことはもちろんですが、正しい答をただ頭に詰め込むのは控えましょう。

インプットの参考書を、計画を立てる基準にする

勉学に限らずですが、何事にも計画を立てて進めていくことが大事です。何故なら、時間にけじめをつけなければ、だらだらと過ごし、無駄遣いしてしまうからです。また、到達すべき目標に手が届かないまま入試本番を迎えてしまう可能性も考えられます。謂わば、計画は道しるべなのです。上手に計画を立てるには、”逆算”と”ゆとり”が鍵を握っています。
 
 例えば、早慶・上智などの、いわゆる難関私大の合格を目指すとしましょう。もちろん、入試本番までには、難関私大レベルの実力を身につけておく必要があります。一般入試を2月として考えると、少しゆとりを持たせて、12月には目標レベルに到達するように勉強を進めていくと良いでしょう。その際、センター試験レベルは10月を目処に完成を目指します。

 インプットの参考書を上手く活用して、学習の計画を立てると良いでしょう。

英語の長文読解の参考書は2種類用意する

私は、英語の長文読解の参考書を2種類用意し、学習していました。その2種類とは、基礎固め・実力付けを目的としたインプットの教材と、演習を目的としたアウトプットの教材です。英語の長文読解では、「単語」や「文法」のほかにも、「英文解釈」や「問題演習」の力が重要です。私は、「英文解釈」と「問題演習」の2つを、それぞれ別のものとして扱っていました。これらを1つの教材だけに頼ると、キャパオーバーになってしまい、結果として内容が全く身につかないこともあるからです。身につかないものにいくら時間をかけても、それは浪費にしかなりません。飽和を防ぐためにも、参考書は分けることをおすすめします。

 

〇インプットの参考書を用意する
 まずは、インプットのための参考書を用意しましょう。書店に行けば、長文読解を扱った参考書は山ほどあるはずです。選んだ参考書が、入試の合否を分けると言っても過言ではありません。何故なら、内容が難しすぎても易しすぎても身につかないからです。英語の長文読解の参考書は、自分のレベルに合っていることが大切です。実際に手に取って、中身を見てから決めることをお勧めします。

〇私が選んだインプットの参考書
 私が選んだオススメの参考書を紹介します。私は、以下の参考書を受験勉強に充てていました。

・安河内哲也/大岩秀樹『英語長文レベル別問題集』

名の知れた参考書であるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。こちらの参考書は、「中学―公立高校受験レベル」から「難関私大・難関国公立大レベル」までの6つのレベル別に分かれていることが特徴です。以下の3つの観点から、私はこちらの参考書を選びました。

②参考書のレベルがひと目で分かること
②和訳がフレーズごとに分かれていること
③CDが付属されていること

上述の3点について、言及していきます。

①参考書のレベルがひと目で分かる
 英語の長文読解の参考書を選ぶ際に、「自分が取り組むべきレベル」がひと目で分かることは、とても嬉しいことです。何故なら、受験生にとって、自分で参考書の中身を吟味して、参考書のレベルを判断することは、ほぼ不可能に等しいからです。私自身、いざ受験勉強を始めたときに、何から手をつければ良いのか、全く検討もつきませんでした。しかし、こちらの参考書は6つのレベル別になっているうえ、それぞれがどの程度の学力の人向けなのかが、表紙に明記されているのです。自分の学力がどれほどなのかよく分からないう場合は、公立・私立高校在学レベルの比較的易しいものから取り組むことを薦めます。後ほども触れますが、自分のレベルとともに、自分のレベルに相応する長文問題の語数を把握しておくと、演習の参考書を選ぶ際に重宝します。

②和訳がフレーズごとに分かれていること
 英語の長文読解の参考書には、必ず和訳が記されています。私は、ここの和訳において、スラッシュでまとまりごとに分けられていることも踏まえて参考書を選びました。まとまりごとに分けられていることで、英語特有の文構造に慣れ、SVOCを区別する「英文解釈」の力を養うことができます。とは言っても、なかなかイメージが湧きにくいかと思いますので、以下に2つの例を挙げました。

・That’s a pity she has lost her necklace which her grandma made for her.
(祖母が彼女のために作ってくれたネックレスをなくしただなんて、気の毒だ。)
・That’s a pity/ she has lost/ her necklace/ which her grandma made/ for her.
(それは残念だ/彼女がなくしてしまった(ことが)/ネックレスを/彼女の祖母が作った/彼女のために)

上の2つの文は、和訳の書かれ方の違い以外にはすべて同じです。どちらの方がより見やすいでしょうか。答は、火を見るより明らかでしょう。下の文だと、まとまりごとに整理されているため、日本語に対応する英語の部分が分かりやすく、どの句が主語(主部)で、述語(述部)なのかを区別しやすいのです。

〇スラッシュリーディングを軽視しない
 スラッシュリーディングをご存知の方も多いのではないでしょうか。スラッシュリーディングとは、英文の1つのまとまり(フレーズ)ごとに分かれた英文を声に出して読むことです。英語の長文読解の和訳は、解いた問題の意味を確認するだけで終わらせてはもったいないのです。和訳を、文構造の理解に活用すると、より有意義で中身のある学習にすることができます。成果を増やすためにも、スラッシュリーディングは毎日行いましょう。

 英語の長文のスラッシュリーディングは、音読を毎日3回程度行うことが望ましいです。1~2週間は、同じ長文で取り組むようにします。何故なら、スラッシュリーディングでは長文における文構造(SVOC)を理解する英文解釈の力を伸ばすことが目的だからです。文章をあれこれ変えずに、暫く同じ文章を反復する方が理にかなっているのです。
 
〇スラッシュリーディングで気をつけるべきこと
 スラッシュリーディングの際、注意すべきことがいくつかあります。まず1つ目は、声に出して読むことです。人間の体は実に面白いもので、目から入ってくる情報だけでは、いまいち整理が難しいのです。赤ちゃんをイメージしてください。赤ちゃんはどうやって言語を取得しますか?親や兄弟など、周囲の言葉を真似て身につけていきますよね。ペンを握って紙に書く、といった作業はしないはずです。それと同様に、英語の長文読解の力をつけるためには、耳からも情報を入れることが大事なのです。
 2つ目は、必ずスラッシュごとに区切って間を空け、意味を確認しながら読むことです。スラッシュは合理的なまとまりごとに置かれています。そのため、英語の1フレーズを読んだら、それに対応する日本語を見ることで、英語の文構造や英文解釈の力を鍛えることができるのです。フレーズごとの、文中における役割(SVOC等)を意識しながら行うと尚良しです。
 3つ目は、分からない単語が出てきても焦らないことです。スラッシュリーディングでは、文構造や英文解釈の力を鍛えることを目的としています。ですから、文中やフレーズに分からない単語が出てきたら、特に気にせず進めてください。どうしても気になる場合は、スラッシュリーディングが終わった後に調べるのも良いでしょう。

③CDが付属されており、音声を聴くことができる
 参考書にCDが付属されているという点もまた、参考書を選ぶ際に見るべきポイントです。CDは、主に2つの場面で使用します。

 1つ目はスラッシュリーディングです。それは、スラッシュリーディングが正しい発音で読むことを要求しているからです。分からない単語が出てきたときはもちろんですが、特別分からない単語がなくても、正しい発音は聞くべきです。また、音声では間が設けられているため、文構造をしっかりと理解する手助けにもなります。
 2つ目は、問題を解く前・解いて採点をしたあとです。問題を解く前には、大方の文意を捉える目的として、また採点を済ませて解説を確認したあとでは、復習の目的として、効果を発揮します。音声を聴く習慣をつけることで、リスニングの勉強にもなるのも嬉しいポイントです。
もちろん、ただ聞き流してはダメです。単語と文法の知識をある程度持ち合わせていることが前提です。文章を実際に見ながら、目で追うようにしましょう。

大学受験における長文読解

英語は、文理問わず、ほとんどの大学入試で出題されています。大学受験における英語は、もはや避けては通れない道でしょう。事実、試験全体における配点も高い故に、多くの受験生を悩ませている科目の1つでもあります。とりわけ、大学受験の英語では、「長文読解」の出題がメインになる学校がほとんどすべてです。また、英語は、試験の成績上位者と下位者との間の点差が大きいという側面もあります。したがって、大学入試において英語を攻略するためには、「長文読解」で得点することが不可欠なのです。

私も英語の長文読解に強い苦手意識があり、成績が伸び悩んだ時期が続いていました。模試では時間不足になってしまうこともしばしばでした。また、たっぷりと時間をかけて読んだにもかかわらず、正答率が悪かったこともありました。しかし、私は途中で勉強法を改め、現役で大学合格を果たすことができたのです。成績が伸び悩んでいた時期や、変えて実際に成果に繋がった勉強法について、経験も交えつつ、皆さんに共有したいと思います。

〇長文読解の力を高めるうえでの落とし穴
「長文読解の力をつける」とひと口に言っても、そのやり方は様々です。英語に限った話ではありませんが、単語レベルでの意味が分からなければ、文章は読めません。また、単語帳を1冊マスターしたからといっても、文法の知識がなければ、文構造が理解できないため、「文章」は読めても「文意」を掴むことができません。文意が掴めないのは、読めていないのと同じです。そのため、多くの受験生が、単語と文法を完成させてから英語の長文読解に取り組もうとします。高3になってから長文読解に取り組もうと考える受験生もさぞ多いことでしょう。しかし、ここに落とし穴があります。単語や文法を完成させてからでは遅いのです。

「単語」と「文法」を勉強することは、「長文読解の力をつける」ことにおいて、単なる手段でしかありません。長文読解の力をつけるためには、単語と文法と一緒に、同時並行で「長文読解の演習」も行っていかなければなりません。大学受験を目指すなら、遅くとも高2の夏から長文読解の対策を始めていることが望ましいでしょう。

大学受験の英語長文 おすすめ問題集~高2 夏休みまで~

大学受験の英語長文 単語勉強はどの単語帳で始めたか

高2に入ってから、予備校の授業も一段と難しくなり、予習復習も更に量が増えて授業についていくことは高1までと変わらず大変でした。また、英語長文中の「単語」も難しいものが増えてきました。

高2の間は、学校で使用していた「Database4500」を自分でも進め、単語の知識の補完をするという勉強法をしていました。「Database4500」に関しては、分野別に単語が並んでいるので、「単語同士の相性」を意識せずとも把握できるようになりました。

例えば、「科学に関する英語長文でよく用いられる単語はこのあたり」というように、単語1つ1つの用途が頭に入ってきました。このような「単語同士の相性」を把握することで、実際の大学受験の英語長文にある「自由英作文や和文英訳」を行う時にも、単語の使い方で減点されることが少なくなりました。

また、同じ動詞を含む熟語がまとめて書いてあったので、似た形の熟語が混じってしまうということもなく、すっきりと頭に入れていくことができたように思います。勉強法を探している方にとって、「大学受験勉強の入り口」の英語長文用の単語帳としては、個人的にはお勧めの一冊です。

大学受験の英語長文 単語勉強を始める際の「1冊目の単語帳」の選び方

大学受験勉強を始めたばかりの時期に、大学受験の志望校のレベルに合わせてレベルの高い単語帳に手をつけてしまう受験生が多くいますが、個人的にはこのような単語帳の選び方はお勧めできません。なぜかというと、買ってもわからない英語長文用の単語が多いのでやる気が出ず、進められないまま書棚のスミで埃を被ったまま存在を忘れられるという事態に陥るからです!笑

大学受験勉強を通して、単語帳は「2冊」持つことをお勧めします。それ以上多くの単語帳に手をつけてしまうと、どれか1冊が必ず消化不良になります。私自身、大学受験の英語長文に向け勉強法として、単語帳は2冊持っていましたがちょうど良いか少し多いと感じた位で、3冊以上だったら絶対に回しきれないと感じました。

単語の勉強はいつやるのか

大学受験の英語長文用に、単語の勉強を机に向かって2時間など長い時間をかけた勉強法は、自分には向いていませんでした。そのため、私は「隙間時間」でしか単語の勉強をしないという勉強法をしていました。通学時間や学校の休み時間などの限られた時間でタイムリミットを意識しながら取り組むことで、飽きやすい大学受験用の単語の勉強も集中力を切らさず取り組めたと思います。

大学受験の英語長文 おすすめ問題集~高2 春休み~

大学受験の志望校のレベルに合わせた「2冊目の単語帳」に着手する時期

大学受験の英語長文の勉強法について、お伝えします。いよいよ高3になるぞ、という時期である高2の春休み、私は高2の間に達成すると決めていた目標を果たそうと頑張っていました(笑。それは、「高2までに英語を完成させる」ということです。これは即ち、私にとって「高2までに難しい、早慶レベルの英語長文も読めるようになる」ということでした。

その為に当時の自分に足りていなかったものは、「単語力」でした。高2の間に使っていた「Database4500」はセンター試験レベルまでなら問題なく解けるのですが、早慶レベルの英語長文となると不十分でした。そのため、大学受験勉強でよく使われている王道の単語帳を1冊買って、ひたすらそれを極める勉強法をしようと考えました。

大学受験の志望校にかかわらず、「高2の春休み」が2冊目の単語帳に着手する時期として望ましいと思います。もちろん1冊目の単語帳が早く終わっていたり、単語力が十分にある場合にはもっと早くから着手しても良いと思います。ですが、高2の春休みは本格的に大学受験生になる時期なので、それまでの時期と比較して一番やる気がある時です。

その時期に飽きやすく辛い勉強法である「単語の詰め込み」を行うことで、だれることなく頑張って覚えられるのではないかと思います。

志望校のレベルに合わせた「2冊目の単語帳」の選び方

世間では、大学受験の英語長文対策として、「速読英単語」や「システム英単語」、「ターゲット」、「鉄壁」、「DUO3.0」などを主に使った勉強法をしています。この中で私は、「ターゲット」を選びました。なぜならば、「ターゲット」は英語と日本語、アクセントと発音、更に簡単な例文がすっきりと書かれており、見やすくおすすめの勉強法だと思ったからです。

基本的には、英語長文対策としては、上記のようなよく大学受験生に使われている単語帳でしたら、単語数やその内容としては全て十分です。ですが、その中で1冊を選ぶ時には、「自分に合っているもの」を選ぶようにしてください。

また、これは大学受験勉強で参考書を用いた勉強法について共通して言えることであり、以前にも書いた内容ではあるのですが、複数の単語帳を買い、全てが消化不良なまま終わるということがないようにしてください。大学受験の英語長文対策のポイントは、「自分に合っているものを1冊購入し、その1冊をやりきる」という勉強法。これが大切です。

例えば、私は英語の参考書に関しては、単語帳2冊、文法の問題集2冊(2冊目については後述しますが、1冊でよかった、と後悔しています笑)、Forestの5冊しか持っていませんでした。しかし、もう少し少なくてもよかったと思ったことはありますが、足りなかったと思ったことはありません。大学受験の英語長文の勉強法に関しても、1日1題取り組んで演習量を増やしている受験生は多いですが、私個人としては1度取り組んだ長文を繰り返し音読し、復習することが何よりも大事であると考えていました。

このように、量をこなすのではなく、1つのものから得られるものを繰り返し学習することで吸収しきる、ということを大切にしていって欲しいなと思います!

高2までに単語を詰め込む勉強法のメリット

大学受験の英語長文の勉強法は、このような考え方に基づいて「ターゲット」を購入してから、高2の春休みの間は電車での隙間時間や寝る前、勉強の合間など、細かい時間を見つけて、「反射的に意味やつづりが出てくるまで」繰り返すという勉強法をしていました。1回の単語を、誇張なしで100回は見ました。

このように、何回も学習を繰り返すことで、大学受験当日まで英語長文対策として、ほぼ高2の春休み以来ヘビーに単語帳を見返しませんでしたが、困ることはありませんでした。高2のうちに単語を頭に入れることで、高3以降に予備校などで扱う長文で覚えた単語が出てくるたびに、単語の復習や深い理解をする場として英語長文を使うことが出来たので、効率よく勉強が進んだように思います。

大学受験の英語長文対策としては、単語は高2までに頑張って詰めることをお勧めします!